2009年7月 2日 (木)

広瀬隆さん講演「さようなら、プルサーマル計画」

6月28日、代々木八幡区民会館で「原発・核燃とめよう会」主催の標題講演会がありました。この日は、月例の渋谷の「再処理とめたい!デモ」と重なったこともあり、参加者は30人弱と、少なめで残念でした。というのも、プルサーマルは再処理同様、決して進めてはならない、そのことを多くの人に知ってもらって、市民運動・住民運動で潰さなければならない、今の重要問題だから。

ごくごく簡単に広瀬さんの話を要約すると、

1)プルトニウム燃料を使う人類への悪影響(肺、卵巣、精巣への蓄積)
2)プルサーマルの危険(プルトニウムはウランにくらべ、中性子を吸収しやすい、核分裂しやすい、制御棒効き難い、ガス発生量大)、日本のプルトニウム富化度は10%以上で世界でもトップレベル(未経験)、使用済MOXは100年後でも10年後の使用済ウラン燃料より危険、誰も責任もてない、高レベル廃棄物100万年後まで
3)なぜ強行するか
4)「再処理」の看板は下ろせない(中間貯蔵として。でももうプールはほとんど満杯状態)
5)「再処理」からはじまる膨大な無駄遣い
6)「リサイクル、資源有効利用」のウソ
7)IAEAは最も危険な核兵器普及機関
8)国・電事連は6月初旬にプルサーマル“閉幕スケジュール”を発表した(6/6: 60億円の交付金3月末に打ち切り; 6/12: プルサーマル計画—2010年度までに16~18基—を5年先送り): 玄海、伊方、浜岡だけが取り残された
9)「原発ルネサンス」は廃炉の埋め合わせに過ぎない
10)どうするか?→有望なガスコンバインド発電(小型の発電機をたくさん並べて消費電力の変化に簡単に対応できる)
燃料電池:中国へ(原発大増設NO);とくに産業用に→エネルギー浪費↓効率↑ 

11)エコとは?
天然資源浪費↓;無駄な廃熱↓;危険な廃棄物なし

など、いつものように盛りだくさん;熱く語られました。

最後に:今私たちができること、やるべきこと:

・住民運動が基本(現地で潰す);
・「考えること」(忘れていれば関係なく暮らせてしまう)絶対的方法はない;

・諦めてはいけない(向こう側はそれを待っている)

・「プルサーマル」で結集せよ!
玄海原発のプルサーマルを止め(延期)させる→芋づる式に他も破綻

佐賀県民の半数の反対署名達成を目指して頑張っている現地を支えるためにも、県外からもたくさんの署名で応援しましょう!

(向こう側の質が落ちている→公開討論の場でやり合えない;内部崩壊してい
る;事故がこわい)

2009年6月 7日 (日)

母なる海は母が守ろう

去る5月28日、サーフライダーファウンデーションジャパンの女性達の呼びかけで、《母なる海は母が守ろう》という合言葉のもとに、六ヶ所村再処理工場中止を求める署名、約12,000筆を提出し、それと同時に、私達の大切な海に放射性物質を大量に捨てることを許可している、経済産業大臣、総理大臣に対し、『日本一の環境ダメ男』の認定証をお渡しする、参議院議員会館大会議室で(13:30~15:30 )行なわれました。参加資格は、セクシーでチャーミングにアピールできる女性の方、そして環境を大切にする男性にも参加資格があるそうです。

当日、私は、仕事を休む事ができず、先日のアースデイで初めてお会いした女性にメールを転送し、ぜひ、参加していただくようお願いしました。その彼女、NM さんから参加報告のメールをいただきました。再処理のことは、最近、鎌仲監督制作の”六ヶ所村ラプソディー”を観て関心を持ち、こういったイベントに参加するのは、初めてだそうです。若くてセクシーでチャーミングなNMさんの新鮮な目で観た当日の模様を以下に転載します。

 

  ☆☆☆☆☆  ☆☆☆☆☆

行ってきました!

早速ですが、報告をお伝え致します。
まず、席に着いた賛同者の川田龍平さん。そして、衆議院議員の高橋様とおっしゃるのでしょうか…?共産党所属で、青森出身の方だと自己紹介され、六ヶ所の問題に興味を持って頂いて嬉しいとご挨拶されてその後、各省庁の方(15人程でしょうか…?)
部屋に入ると1人1人にレイがかけられ少々戸惑いながら(?)そして席に着かれました。
(皆さん、他の方々もレイはかけられていたのですよ…!ハワイアンスタイルとか…)

川田さんは、例の原爆症認定の裁判に参加されていたみたいです。
イベントはSFJの紹介、

あとは、SFJからの質問形式という形で進行されましたがやはり、答えはマニュアル化され、専門担当員では無いので把握できない、安全報告を受けている。平均値を取って検査をしているが、問題なしの繰り返しで終わりました。

耐え切れなくなったSFJの方が子供を産むことにためらいがある。→少子化に影響する。
廃水調査で、海流の渦の潮溜まりなど放射線物質が溜まりやすい場所とは考えないのか?

厚生省に至っては、ガンの担当課でそういう危険なリスクに対する調査はないのか、などの討議がなされました。それに対しは、施設のモニタリング調査を新たに設けること、三陸沖の調査をしっかりするという回答でした。が、何とも歯痒い展開でした。

文部科学省の方が“程度”と言う言葉遣いをされた時にも一瞬殺気立った雰囲気になりましたが。(程度という言葉は物事を軽視し過ぎている)先程の、川田さんがガンや白血病のリスクを高めることは…?と言う質問については、厚生労働省は無回答でした。

一般の方からは、数値でなく、これまでの被害の状況を調べて欲しい、との意見も出されました。(実際、回答は数値と平均値、専門用語の羅列でしたから)

次に、食育について、安全な食を確保する問題についてですが、農林水産省の回答では、三陸沖でサンマなどが豊富であること、六ヶ所の周りでも、飲み水などの情報を提供して欲しい…と発言したため、ここで再び論争になり、調査はしている、地元住民の会議にも参加したい、との回答を得ました。

SFJから質問があり、「進めてはいるけど、現状は出来ていないんですね」との回答には、全員無言でした。そこで再び、SFJの方が、各省庁の横並びの会議は行われているのか?それはメール程度の事なのか、会議なのか?との質問には自治体、国、2重3重の検査、HPでの公開、折り込み、自治体のモニターでの管理などで、毎年基準値を達成している、と言う内容とは別な回答に終わりました。


文部科学省と水産省が参加して、専門家を交えて六ヶ所の話をしているそうです。海水、海産物、人体レベル情報提供をしていきたいとか。



また、質問になりますが、イギリスの廃棄物処理場の基準値は、日本人はより魚を食べる習慣があるので値しないのではないか…?という質問です。質問者は函館出身で、魚を日常良く食べるし、津軽半島が近いのでもっとしっかり調べて欲しいと言っていました。

これには、経済産業省が海象(かいしょう:海の現象の事)によって、航海事前調査による調査さく新(ガイドライン)を取るのに一定ではない、(つまり下流と上流に差があるので)出来ないと。しかし、施設周辺の、季節ごとに海流の事業者から提供されたのをデータを取って調査していると言っていました。これらは資料に時間がかかるので待ってて欲しいと。
あと、文部科学省では、ワカメの調査もしているそうですね、と質問したら、実測値では食べられる範囲。遠くに離れた海域ならば、それだけ放射物質も濃縮されるので調査はそのような結果になる。それは、文部科学省のHP、漁場を守る、という冊子を出しているから見てもらうと言う話でした。

あとは、そのワカメなどの被害が出た時の報告方法。(Ar:予防を行っていきたい)
・外国のデータをもっと勉強して頂きたい。
・平均値は役にたたない。(海流によって分散が変わるから)
(Ar:逐一調べる)
・六ヶ所と原子力発電所の出すシーベルト数値は違う。
川田さんがここで国会質問もした、と発言。

SFJの方が「現在、使われているデータは広島、長崎の原爆から資料を取っているもので、それは戦後アメリカの司令部に資料を押収されたはず、だからそれをガイドラインにするのはおかしい、と発言するなどギリギリまで論議は続きました。



で、ひと休み?で恵比寿からやってらした3人のダンサーのフラダンスを堪能しました。
(役人の方は観てない人もいましたけど)
そして、ダメ男認定賞を読み上げ手渡そうとしたのですが、受け取ってもらえず…。
仕方なく机に置いたのですが、経済産業省の方が「川田のレクリエーションという話で来たので公務ではない」と怒り出して、賞状を川田さんに返却したばかりか、取った写真も流れた場合は、民事なら川田さんに全て責任を持って貰うなどと、かなり興奮なさっていて、川田さんが主催と思ったみたいです。

川田さん自身は、落ち着いて対応していらっしゃいましたが、怒りはおさまらず、続いての署名は受け取りましたが、メッセージ入りのロングボードとボディボードはまたもや拒否。
署名の一部だと説明したのですが…、仕方なく直接経済産業省に持っていくらしいです。
せめて、こういう意見だけでも上に伝えて欲しい、そんな川田さんに直接、国会で発言しろと詰めかかるのを福島みずほさんが、上手に助けていました。
私は、たまたま1人で来ていた署名活動をしていると言う女の方と隅っこで小さくなっていたのですが、帰りは、さすがに二人とも苦笑いしか出てきませんでした。

お役人の方って色んな意味で凄いですね。
お話には聞いていましたが現実をつきつけられた気がしました。
署名は無事に何とか渡りましたが…。
各省庁の方々は、最後までしかめっ面のままでした。



かなり時間が押したので、終わったのは、予定の15:30を10分以上過ぎていました。会議室中を花やアロハの布やサーフボードで飾り付け、様々なオシャレな衣装で駆け付けた皆さん。かなり来て下さいましたよ。まぁ、ハプニングは仕方ないので(ある意味、予想通りだったので)経済産業省の方以外は割合穏やかだったんですけど、原子力安全保安院の方とか、ちょっと説明がわかりにくかったですね。

説明しづらいのはわかりますが…。


川田さんも、福島さんも、タイプは違いますが、この問題にとても真剣に取り組んで下さり、とても素敵な方でした。是非、理想にさせて頂きたいです。



最後に写真を送ります。
つたない報告、長文で申し訳ありませんでした。
それでは、お疲れさまでした…!

             NM

Photo        2

追伸 

あと、役人の方は自分に不利な展開になると、責任のなすりつけになったり、回答をすりかえてばかりであれでは、話が出来ませんね。


川田さんは、一生懸命努力してくれましたが、今の状況を見てると、民間の意見を取り入れようとか話をすると言う姿勢からは程遠い気がします。。

(*SFJ→サーフライダーファウンデーションジャパン)

☆☆☆☆☆  ☆☆☆☆☆

NMさん 報告ありがとうございました! 

澱んで、腐って カビが生えそうな空間に

いつも爽やかな潮風を送ってくれるサーファーの皆さん!

本当に ありがとう!

        

                             by 榎本

追記:

サーフライダーファウンデーションジャパンの再処理反対署名に、私たちも(意見広告の会)アースデイの2日間で300人分ほど集め、協力しました。

1回目(08.1.提出)31,980筆と今回(09.5.28提出)分を合わせると、48,637筆だったそうです。
   

当日の様子です  YOU TUBE (音声が出ます)で どうぞ☆

2009年5月29日 (金)

プルサーマル反対討論集会/経産省等との交渉集会 参加報告

プルサーマル反対討論集会
’09/5/17(日) 17:40〜21:30  at豊島区民センター(コア池袋) 
(主催:ふくろうの会/ストップ・ザ・もんじゅ東京)

1)前半は、プルサーマルが予定されている各地とその他(佐賀、愛媛、島根、大阪、京都、名古屋、静岡、福島、北海道)から参集された皆さんから、それぞれの活動につき、力強い決意と報告がありました。また、首都圏で、主婦の立場から議員をまわり、「普通の人がおかしいと思ったことをおかしいという」と訴えてこられた3人の方からの報告もありました。

このなかで特に印象的だったことは:

a)11月にもプルサーマルが開始されようとしている佐賀からの報告で、
「5・10さがNO!プルサーマル人文字フェスタ」の取り組みに1500人の参加を得て大成功だったこと、これからの3ヶ月間、玄海原発3号基のプルサーマルをストップさせるため、佐賀県民の過半数を超える40万署名を目指し、すべての力を集中すること、そのなかで、水俣5〜6団体が、「国民をだまし続けることを、原発問題で再度繰り返させるな」と立ち上がってくれたことなど、大きな勢いで広がる連帯の力を感じました。

b)上記の複数の報告から、全般的に感じたこととして、
六ヶ所村ラプソディーをみた若い人の中から、プルサーマルを心配する動きへと広がりつつあること(六ラプ効果の波及)。それもあってか、今まで名前を聞いたことがない団体からも要望書提出団体への申し込みが多数あり、最終的には全都道府県から420団体が提出団体に(→18日提出へ)→政策転換へのバネに。

c)議員回りをされた3人からは、各党の対応(たとえば民主党のなかには「今の政策おかしい」といってくれる人もあり、これが突破口になれば・・)の他、北海道議会として、エネルギー政策批判への動きなど、興味深い報告がありました。
これからも続けられるとのこと。皆さん、ご苦労様です&ありがとうございます。

d)情報室のBさんからは、次のような懸念が。
・青森県が、国に「使用済核燃料の最終処分場にさせない」確約させたい;
 松江市長からも使用済MOX燃料が地元に永久に置き続けられないことを確認する
 ための質問状が出ている →→これらが「再処理」、「第2再処理(使用済MOX燃
 料用の)」進めよ、との逆ネジにならないか心配 
・英再処理の歴史上何度も見直しのチャンスあったのに、今日に至っている。
   日本でそれを繰り返させないために・・。
・オバマ政権;日米原子力協定改定期の今:第2再処理工場やめるチャンス?
 →政策転換へ  
・(もんじゅ)現場:やる気なし;上下の意思疎通なし(組織構造の問題)

2)後半は「美浜の会」のKさんから、18日に経産省へ提出される質問文・要請文およびこれまでの歴史的背景を含む資料の詳しい解説と、翌日の経産省等との交渉戦略の説明があり、会場での熱心な討論がありましたが、これについては省略します。

◎翌5月18日の「経産省等との交渉」(於参議院議員会館第6会議室)の詳細と、提出された質問・要望書および資料の全文は美浜の会のHP:http://www.jca.apc.org/mihama/topframe.htmlにあります。

また、当会メンバーのOさんもブログで報告されていますのでご覧下さい:
http://ameblo.jp/talk-to-u5/entry-10263651966.html

折しも、18日早朝にフランスからMOX燃料を積んだ船2隻が浜岡原発のある御前崎港に入港しました。現地での抗議集会に参加されてから、急きょこの交渉集会に駆けつけた方も。

【後記】
核燃料サイクル(六ヶ所再処理、もんじゅ)の現状がどんなにうまくいっていなくとも、明らかに将来にわたる破綻が見えていても、お役人は、「使用済MOX燃料の処理の方策は、2010年頃から検討を開始する基本方針が決まっています」;「2010年頃からの検討を円滑に開始するため、必要な準備を行っています」と、既定の「基本方針」と「計画の確定」のみを繰り返すだけ。現状を見てどう改めるかの見通しは一切云いません。
 一方、若い人たちの間で、六ヶ所問題からプルサーマル問題へと関心が広がりつつあることに希望をもちました。同世代の仲間に、耐震安全性の調査も不十分ななかでプルサーマルが始まれば、それ自体で今より危険が増すだけではなく、より厄介な使用済MOX燃料が地元に置き続けられる可能性を訴えて、将来の世代につけと負担を負わせる原子力政策・核燃料サイクル政策そのものへの率直な疑問として、自分たちの将来の問題として受け止め、伝えていって欲しい。その意味で、10.3集会が日本のエネルギー政策転換への大きな起点となるように、祈らずにいられません。 (M)

2009年5月13日 (水)

新しいチラシ配布が始まりました!

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9月30日(東海村臨界ヒバク事故の日)の首都圏新聞への

「意見広告」を目指し新しいチラシの配布が始まりましたhappy01

現在の主な配布状況・・・

4/1819 アースデイで、間借りさせて頂いた

       “stop劣化ウラン弾キャンペーン”のブースで、

       400枚くらい。“NO NUKES MORE HEARTS”に

       配布いただいた分もあり。

5/1  メーデー参加者へ約2000

5/2 上野水上音楽堂「あんにょんハイサイわくわくコンサート」で

    800

5/3 憲法集会参加者へ約2000枚  

・今後も、六ヶ所村ラプソディー上映会場やイベント会場等に

 送りつづけます。

 メンバーも各々配布に力を注いでいます。

 また、ご自身のライブでチラシを配っていただけるという

 お申し出もあり嬉しいですheart01

 チラシを配っていただける方からのご連絡もお待ちしています。

                 (つかだ *MLから抜粋しまとめました)

2009年5月 8日 (金)

4月18日、19日のアースデイに参加しました

sun4月18日・19日、代々木公園でのアースデイに、今年も“STOP!劣化ウラン弾キャンペーン”ブースの一角をお借りし、参加しました。
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今回は“アトム”のおかげで、子づれの方や若いカップルも多数足を止め、真剣に私たちの話に耳を傾けてくれました。
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アトムは、浜岡在住の蔵下さんの飼い亀で、浜岡原発排水口付近で見つかったそうです。写真では解りづらいかもしれませんが、右前足の先が生まれつきありません。
放射能の影響か、取水口に付く藤壺など貝の付着を防ぐためにまく高濃度の塩素入り化学薬品のせいか、または遺伝かはわからないそうです。
20090419earthday3

「亀さん、かわいい!」と笑顔で寄って来た人たちに、この話をすると、皆真剣な表情に変わり、原発をすぐにでも止めねばとの思いを口に出してくれる人もいました。チラシもたくさん受け取ってもらえました。

昨年と違い、“原発なくても電気は足りるってご存じですか?”との問いに、“知ってます”、“何かで読んだ”との返事が多く返ってきました。再処理工場のことも、知っている人がだいぶいました。日比谷等での集会、いろいろなチラシ配布等で、確実に浸透している手応えを感じうれしくなりました。

来年も、アトムに会いに行きたいのですが、原発も再処理工場も止まり、意見広告終了となり、アトムはきれいな海に帰れますように!

(S・Y)

2009年5月 5日 (火)

プルサーマル燃料の装荷を止めるための要望書提出と交渉集会のお知らせ

[☆☆転送・転載歓迎☆☆]

みなさまへ

プルサーマル燃料の装荷を止めるための要望書提出と交渉・集会のお知らせです。

要望書の提出団体になってください
プルサーマル用のMOX燃料の装荷を止めるための経産大臣宛質問・要望書の提出団体にぜひなって下さい(今回の賛同は団体のみになります)。
既に各地から多くの賛同を寄せていただいています。最後に付けたアイリーンさんと小山さんの呼びかけをご覧ください。

5月18日 経産省との交渉にご参加ください
福島瑞穂事務所にご尽力いただき、要望書の提出と交渉(経産省・原子力委員会・文部科学省)は5月18日(月)に決まりました。予定は以下の通りです。
5月18日(月)13:45集合 参議院議員会館ロビー
14:00~15:00 事前打合せ 参議院議員会館第6会議室
15:00~16:30 要望書提出と交渉 参議院議員会館第6会議室
17:00~17:30 記者会見 経済産業省記者クラブ(予定)

5月17日 討論集会にご参加ください
プルサーマル反対討論集会(仮)
5月17日(日)17:30開場
17:40~20:30(詳細未定)
会場はコア・いけぶくろ(豊島区民センター)
JR池袋豊島区役所近く03-3984-7601
http://www.toshima-mirai.jp/center/a_kumin/
を予定しています。詳細が決まりましたらまたお知らせします。

国会議員へのはたらきかけにご協力ください
国会議員会館や地元の事務所での国会議員へのはたらきかけを行っています。議員回りにご参加いただける方はお知らせ下さい。

よろしくよろしくお願いいたします。

阪上 武(福島老朽原発を考える会)

**************************

みなさん、アイリーンと小山です。

プルサーマル用のMOX燃料の装荷を止めるための経産大臣宛質問・要望書の提出団体にぜひなって下さい。
(今回の賛同は団体のみになります。ご了承ください)
〆切は5月16日頃です。

経済産業大臣宛質問・要望書は以下でダウンロード出来ます:
http://www.greenaction-japan.org/internal/0905_keisan_youbou.pdf

詳細は以下です。

玄海原発・伊方原発・浜岡原発プルサーマル用のMOX燃料が5月中旬以降に日本に到着しようとしています。
高浜原発、島根原発、女川原発、泊原発プルサーマルの準備も進められています。

もしMOX燃料が炉内に装荷されると、
3~4年後には使用済MOX燃料が取り出されサイト内プールに保管されます。
しかし、この使用済MOX燃料が搬出される見込みはありません。
地元が永久に危険な核のゴミ捨て場にされるのではという危惧が高まっています。

MOX燃料の炉内装荷を止めることが当面の運動の目標に
なっています。
また、この問題は再処理やもんじゅなどの現状と深く
関わっています。

そこで、使用済MOX問題に焦点を当てた経産大臣宛の質問・要望書を反プルサーマル運動関係の中で議論し作成しました。
ぜひ、この質問・要望書の提出団体になってくださるよう呼びかけます。

■次の点に留意してください。
★質問・要望書の日付はあけておいて、交渉で渡すときに日付を入れます。
日付なしなので提出済みと見なされることはないはずですが、念のためその旨を質問・要望書の冒頭に書き入れました。

★今お送りしている質問・要望書を転送したりホームページに載せ、広く提出団体を集めてくださるようお願いします。
「賛同団体」と「呼びかけ団体」の形でなく、すべて提出団体とします。
別に相手との連絡の必要から4つの連絡団体を並べています。
集約は連絡団体が行いますが、最終的には美浜の会(略称)が行いますのでよろしく。美浜の会アドレス mihama@jca.apc.org

■この運動の目的と性格について一言
1.この運動は、プルサーマルの諸問題の中で使用済MOX燃料問題に焦点を絞っています。この意味では、多くの理解を必要とせず、単にゴミ捨て場になるのはいやだというだけで趣旨に同意できる単純な運動です。
その目的はMOX燃料の炉内への装荷を止めること、または当面延期させることです。

2.他面、使用済MOX問題は、再処理や高速増殖炉、さらには地層処分などほとんどすべての問題に関わりをもっています。その意味では、使用済MOX問題を通じて、六ヶ所やもんじゅや地層処分などの行き詰まった現実を、いやおうなしに浮上させることができます。この面の意義は、この運動の後まで残ることでしょう。

では、みなさん、経産省交渉に向けて多くの議論を巻き起こし、多数の提出団体を集めましょう。

4月24日
アイリーン・美緒子・スミス(グリーン・アクション)
小山英之(美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会、略称:美浜の会)

****************************
みなさん、美浜の会の小山です。

いま、MOX燃料装荷の中止を求める経産大臣宛の質問・要望書の提出団体を求めています。経産省(+原子力委員会事務局+文部科学省)交渉は5月18日午後になりそうです。また、経産省に対する国会議員の意見書への署名も求めています。

これらのための参考資料集(8頁)をつくりましたので、活用していだけると幸いです。

以下の美浜の会ホームページからダウンロードできますので、よろしくお願いします。

http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/keisan_sankou090428.pdf

なお、質問・要望書は下記からダウンロードできます。
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/keisan_qyoubou090424.pdf

5月2日 小山英之

******以上転載いたしました******  by榎本

2009年3月22日 (日)

ぶんぶん通信・上映&トーク (その2)

ぶんぶん通信no1・上映会の報告をされた榎本さんから、メール上で次のような質問が出されました:

"スウェーデンは、原発okが58パーセントと
いうことですが、私が、聞き間違えをしたかと
思ってしまいました。
が、その後、多数派の意見だけが通るわけではない
と言われたので、この数字は間違いないですよね。”

そこで、当日渡された資料と、私のメモから、分かる範囲でお伝えします:

元スウェーデン大使館員・小澤徳太郎さんによると、スエーデンは1980年3月の原子力に関する国民投票で、

1)原発容認 18.9%
2)条件付き容認 39.1%
3)反対 38.7%
4)白票 3.3%

で、1)2)合わせて58%が容認ということだったようです。

でも、国民投票には決定権がなく、しかも、1)案でさえも、当時建設中の5基を含めて最大12基を認めただけであった、とあります。

で、時の政府(社民党)が、原発反対の38.7%を重く受け止め、「脱原発」政策を決め、同年6月の国会で「2010年までにすべての原子炉を段階的に廃止する」ことを決めたそうです。

廃止した分は、再生可能エネルギーで代替することを決め、2008年までに、GDP(経済成長)は、1990年比で44%増加させつつも、温室効果ガスは、90年比で 9%削減させた実績があるとのこと。

ただ、現在までに閉鎖できた原発は2基しかなく(1999年と2005年に)、いま10基が稼働しているが、今年2月5日、いまの保守政権が方針転換を決めたのは、いまより原発の数を増やすということではなく、現存の原発10基が古くなったら同じ場所に建て替えを許すように法律を改めるということ(それにしても全廃方針から大きく後退!)。

もちろん、温暖化対策としても再生可能エネルギーに投資し続ける方針は変わらず、2020年には温室効果ガスを1990年比で40%減、2050年には100%減、としています(配布されたナチュラルステップ・ジャパンの高見幸子さんの文からは、これに原発が寄与する、とまでは考えていないように、私は受け取ったのですが・・。つまり、今回の方針転換は経済的理由から、と。)

来年総選挙があるそうで、革新政権が勝てばまた方針転換がされる可能性はあるとも。

国民の中に、「持続可能な社会」への意識が浸透しているので、それに期待したい。
(小澤さんも、「原発への依存を今後さらに高めていくわけでもないし、ましてや原発を温暖方問題の解決策として位置づけたわけでもない」と書かれています)

以上が3/15の上映会&トークと配布資料から私が得た情報でした。

(M.I)

 

渡辺満久さん(東洋大・変動地形学)の話を聴いてきました

3月14日(土), 池袋の豊島区生活産業プラザ(Ecoとしま)で、「大地・原発とめよう会」主催の

“くらしから原発を考える講座”

《〜変動地形学と六ヶ所村周辺の活断層〜再処理工場の下に活断層って本当?》 

(講師:渡辺満久さん (東洋大学教授・変動地形学))

が開かれました。司会は「ストップ再処理工場・意見広告の会」の島津さんでした。

 以下に報告します。

  ———————————  —————————

 昨年5月に、東洋大・渡辺満久さんらの研究グループが、六ヶ所再処理工場の直下に新たに活断層の存在を示唆する研究結果を発表しました。その説明を含めたお話でした。

1)六ヶ所村一帯には、12万~13万年前に形成されたS面(*)という海成段丘(*)面が多く見られる。六ヶ所村周辺ではS面の上に11万5千~11万2千年前に噴火した北海道洞爺火山の噴火灰が載っていることが多く、地形変化の有無を調べやすい。

 (*)S面とは

 神奈川県の下末吉にちなんだ名称で、12万~13万年前に形成された、日本(世界でも)の海岸では比較的ポピュラーな海成段丘。この上に、さらに新しい地層が形成されることもある。

 (*)海成段丘とは

 海岸付近で、もともと波の作用で平らにされた地形(浅い海底)が、地震等による短期の地盤隆起や海水面の低下によって、海岸の背後に階段上に位置するようになったもの。本来は平らなので、地殻変動による異常を記録しやすい。地盤の沈降や海水面の上昇では形成されない。

2)尾駮沼の北方5~6kmから小川原湖にかけての地表に、本来は平らなS面段丘に、たわみ(とう曲面)が、幅1~2km、長さ10km以上連続して観測されている(六ヶ所とう曲)。渡辺教授らは、この地表の段丘面のたわみを起こした原因が地下の逆断層(六ヶ所断層)である、としている。

今回指摘されたのは、その六ヶ所断層が核燃施設の敷地の真下に延びている、ということ。

3)逆断層は六ヶ所核燃料サイクル施設の真下から北北東に延び、その延長線上の太平洋の海底にある80km長の「大陸棚外縁断層」とも連結している可能性を否定できない。これが事実であれば、将来M8級の巨大地震に襲われる可能性がある。

4)日本原燃はこの説に対し、原因は未解明としながらも、地盤隆起の原因は、活断層以外のメカニズムもありうる、と反論し、渡辺教授らの説を認めようとしていない。

5)もちろん、渡辺教授らは、これに再反論し、原燃の主張は不自然で矛盾している、と指摘する。

6)学説的な議論は、十分科学的根拠に基づいて行われるべきであるのはもちろんだが、不明な場合は、安全側に立った、予防原則に従うべきであることは云うまでもない。

 計画をはやく推進させるために安全を値引きすることは、活断層が見逃されて基準地震動が過小評価されないようにするために、とつくられた、「活断層等に関する安全審査の手引き」に違反すること。

7)渡辺教授は、この2年間で次のことが分かった、と語られた。すなわち、

・国の審査機関に入っているのは、文句をいえない人だけ。事業者の言い分を丸飲みする。「専門家」としての能力不足。

・六ヶ所施設に関する渡辺らの主張を認めると、全国で安全審査のやり直しが必要になる →結果として、全国共通してずさんな審査となっている。

 この2点は、国や電力会社の言い分を聞くごとに、私たちも感じさせられることでした。

 皆さんは、どちらを信じるでしょうか?

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 ここからは、3/14の渡辺先生の話ではありませんが、関連する貴重な報告の紹介です。

六ヶ所村付近の活断層に関連して、広瀬隆さんが、1994年12月28日に起きた「三陸はるか沖地震」による、六ヶ所村再処理工場建設地付近の道路の亀裂や尾駮漁港の破壊について報告されています。

1995年5月号の雑誌「宝石」および、2008年9月、たんぽぽ舎発行のパンフレット「六ヶ所村の再処理工場反対運動の展望」に写真が載っています)。

 それによると、これらの被害は3 月の雪解け後の調査により分かった。60個所を越える道路の亀裂のほとんどが、下北半島の構造谷と呼ばれる断層群を形成する南北方向に走っており、その一つが再処理工場の敷地内に走っている断層の真上に発生していた。すなわち、再処理工場正門前の道路亀裂は、1988年に日本原燃の内部資料よりその存在が明らかになった、f1断層とf2断層の合流点にあり、亀裂をたどると、再処理工場のど真ん中、f2断層の真上に高レベル廃棄物の貯蔵庫がある。

 渡辺教授の指摘された、S面のたわみの連なりは、このf1,f2断層から2~3km東寄りにあり、その原因となる活断層が再処理施設の真下にあるという指摘と一致するのではないだろうか?

(95年1月に阪神大震災が起き、広瀬さんたちが道路亀裂などの写真撮影をした、1995年3月19日の翌日に、地下鉄サリン事件がおきた。それらの2大報道の陰に、上記の貴重な写真と報告は当時、ほとんど注目されることなく、かき消されてしまったようだった。広瀬さんたちが調査に入っていたとき、雪解けであらわになった尾駮漁港付近のメチャメチャになったコンクリート等を修理する工事車には、原燃のステッカーが貼ってあり、原燃が必死になって急いでこの大破壊を全部隠してしまおうとする大工事を急いでやっているところだったことが分かったそうです。)

     m.iwata

2009年3月16日 (月)

ぶんぶん通信 no.1

”持続可能性を支える人々、そして私たちの意志  

                                    &   ぶんぶん通信 no.1 ”

トークセッション+上映会

3月15日 日曜日 東京大学 情報学環 福武ホールで、鎌仲ひとみ監督が、今、製作中の映画『ミツバチの羽音と地球の回転』、その撮影状況を編集した「ぶんぶん通信no.1」の上映会とトークセッションが行なわれました。

鎌仲ひとみ監督、東京大学情報学環准教授の林香里先生、そして、元スウェーデン大使館環境保護アドバイザーを20年以上も勤務された小澤徳太郎先生、トークセッションでは、日本のエネルギー政策について、スウェーデンと比較しながら、これからの日本のエネルギー政策のあり方に、熱い思いを話されました。

林香里先生は、メディアや政府の中でも頑張っている人がいるので、否定するばかりではなく、その方たちをサポートし、応援してあげる、国民が政治家を育てる、という気持ちも必要ではないか、と言われ、決して諦めないことが大切であると。

小澤徳太郎先生は、日本とスウェーデンの違いについて話され、日本は治療志向、被害が起きてから治療方法を考える。スウェーデンは予防志向で、被害が起きる事を想定し、では、将来に向けて、今、どういう政策をしていくべきか、ということで物事を考える、という大きな違いがある。スウェーデンでは、各政党がこの国をどういう未来にしていきたいか、と長期ビジョンを掲げて、国民の支持を仰ぐというシステムが根付いている、年越し派遣村の状況にみられるように日本はまったく逆の思考である、と話されました。

スウェーデンでは、原発OKの人の割合が58パーセント、原発反対は、38パーセントであり、国民投票に決定権は無く、決して多数の意見が通るわけでは無い、というお話しにもビックリしました。社民党が与党であることが、長く続いたことが脱原発に舵をきったということでした。前回は、社民党が選挙で負けましたが、来年行なわれる選挙では、また社民党が勝利すると思われるので、脱原発の方針は、維持されるであろう、と小澤先生は言われていました。

少数派を泣かせて、多数派を喜ばせる、それでは社会は成り立たない、環境問題も経済問題でもスウェーデンの考え方は同じ、と言われた小澤先生。『ぶんぶん通信no.1』の中で、祝島の住民の方が上関の役所の方に「多数の人を喜ばせ、少数の人を泣かせて、それで自治体はやっていけるのか!」同じことを言われたのには、本当に感動しました。

この日は、前日の悪天候とは、うってかわって、とても暖かく晴れた一日でした。二回の上映も190席ある会場は、殆ど満員、トークセッションでは、立ち見が出るほどの盛況でした。最後のプログラム、交流会では、六ヶ所村の苫米地さんが作ったお米に、祝島特産の美味しいヒジキが入ったおにぎりと、これも祝島の美味しいびわ茶で皆で和やかに交流し、一日が暮れました。

「決してあきらめないこと」

ミツバチの羽音と地球の回転

今年、秋には映画が完成します。とっても楽しみです。

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トークセッション

Iyokan

祝島特産品 ひじき・びわ茶・伊予柑

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六ヶ所村のお米と祝島のヒジキのコラボ

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鎌仲監督は、モテモテです。

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六ヶ所村ラプソディーに出演された菊川さんを発見

by榎本

2009年2月21日 (土)

1月18日のストップ再処理・銀座デモに参加しました

六ヶ所再処理工場は相次ぐトラブルで、この2月とされていた試験運転の終了時期は延期となり「8月予定」と発表されています。(これで16回目の延期)

runさて、先日1月18日(日)に銀座~日比谷コースでSTOP再処理LOVE六ヶ所デモ・パレードが行われました。
(主催:再処理とめたい!首都圏市民のつどい)

ストップ再処理工場・意見広告の会もバナーを持って参加しました!
20090118_demo
(日比谷公園近く)

このデモは毎月定例で開催されていて、次回は2月22日(日)です。
集合場所は渋谷・宮下公園、集合時間は13:30、出発時間は14:00です。
意見広告の会もバナーを持って参加します!ぜひ一緒に歩きましょう。

sun現在製作中の新カラーチラシですが、もう間もなく完成します。

(今井)

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