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2012年6月11日 (月)

国民の6〜9割の意志に反する 拙速な大飯原発の再稼働は絶対に許せません

内閣総理大臣 野田佳彦 様                              2012.6.10
経済産業大臣 枝野幸男 様 
原発担当相  細野豪志 様 
官房長官   藤村 修 様

  

   国民の6〜9割の意志に反する

    拙速な大飯原発の再稼働は絶対に許せません。

 

(夏の電力は原発無しで確保できます。「15%足りない」は関電の脅し・ウソ。足らす方策を考え、支援するのが政府の役割。それは必ずできること。できないのは無策・怠慢だから。)

 

1)8日の記者会見内容への抗議:

 安全性の確保など誰も保証していません。福島原発事故の究明もまだ。事故時の避難路も不安だらけ。大飯原発直下に活断層が指摘されている:調査すべき。格納容器ベント機能も無い、免震棟も無い、再稼働以前に、新生規制庁の安全審査を受けるべきです。「再稼働」の議論も対策もまだ未熟すぎます。姑息で評価の意図的改ざんを含む関電の報告を、推進派委員が多数を占め、すでに国民の信頼を大きく失っている保安院、原子力安全委員会が信頼性の低い「審査指針」に基づいて「妥当」と評価しても、それで安全が確認できたとはまったく信じられません。また、その班目・安全委員長でさえ、ストレステストの2次評価無しには安全とは言えない、と明言しています。これをもって首相に安全性の「確認」などできる訳がありません。これで「責任を持つ」といわれても空々しいです。

 

「再稼働」を決定すれば、歴史に残る大失政となるでしょう。

何が「国民のため」ですか?近視眼的過ぎます。

首相が「再稼働」を判断した理由はすべてまやかし、と反論できます(「燃料費増加に伴う電力料金値上げ」も然り。これこそ政府主導の施策の示しどころです。無策・怠慢を隠すだけの無責任な言い逃れ、ひいては“おどし”です)

 

なぜ「原発継続性を重視」しなければならないのですか?「脱原発依存」はどうなっているのですか?なぜ「原発継続」に意味があるのですか?いつまでそんなことに拘っているのですか?

早くしっかりとした「脱原発」への基本姿勢と道筋を示して下さい。そのための国民的議論をすべきです。原発無くても経済は成り立ちます。成り立たせる政策を主導するのが政府の役割です。電力自由化、発送電分離、グリーンビジネス育成、東西の交流サイクル数統一、スマート化など有効な方法を育て活用する政策をとれば、日本の産業はクリーン化され、発展し、未来に希望が持てる雇用も生まれるでしょう。核廃棄物の処理法もないのに、高レベル廃棄物を増やし続ける時代錯誤な原発維持にいつまでも拘っていてはますます地域経済も廃り未来への希望も展望も失せます。その間被爆者を増やし続ける原子力産業を優遇することしか頭に無いような総理と内閣では、国の指導者としての見識を疑います

 

脱原発」へ一刻も早く舵を切り、原発立地自治体にはこれまでの地方交付金に代わる「脱原発調整費」などで地域の「脱原発産業」を育てる支援をし、地域経済を支える政策をすすめるべきです。

 

 戦時中、負けるとわかっているのに国民をだまし続け、2回も原爆投下を受けなければ指導者は終戦を決意できなかったように、今、原子力推進を牛耳る原子力ムラの懲りない面々は、もう1度原発の大事故を経験しなければ「脱原発」を決意できないのだろうか?それを何よりも恐れます。今後半世紀くらい地震の活動期が続きます。こんな地震大国に原発を密集して建てている国は世界で日本だけです。火山活動も誘起されて活発化していると聞きます。テロ攻撃や航空機事故に巻き込まれるかもしれません。このまま原発に頼るエネルギー政策をつづければ、2度目の原発大事故は避けられないとされます。そうなったとき、もはや誰がどのように責任を取れるのでしょうか?

日本はおろか、世界のためにも未来世代のためにもそんな愚策があってはならない

 

http://www.ustream.tv/recorded/23140879 , http://www.wa-dan.com参照(豊富なデータあり)

 

 2)「原発再稼働 賛成?/反対? シール投票」結果を報告します   

 

 去る5月19〜20日、代々木公園で行われたジャマイカフェスティバルにおいて“原発再稼働 YES/NO シール投票(ボードに 原発再稼働はYES」、「NO」の欄を設けて「YES」の人は青、「NO」の人は赤のシールを貼るというアクション)を行いました。

 

その結果は、2日間の合計で、995人が投票、

 原発再稼働 「YES」 96人(9.6)    「NO」 899人(90.4)  でした。

 

 興味深かったのは、反対の人は態度がはっきりしていて、「NO!」と強く叫びながら貼る人、貼ってある賛成()シールをみながら「賛成する人が居るんですね」と、心外そうに言う人、「この反対(赤)シールを全部貼りたい」、と言う人もそれぞれ複数人いて、また「いらない!」と言って、2枚貼って行った人など、迷いなく断固反対した人が多かったのに対し、賛成する人の中には、ちょっと考え、迷う人もいました。賛成の理由を聞いてみると、電気が足りない、原発やめると職を失う人が居るなどでした(それこそが政治が解決・支援すべきことです)

 

なお、「大飯原発再稼働賛成?反対?全国投票の会」(http://oigenp.exblog.jp/も全国54カ所で投票期間5月3日6月3のシール投票結果を公表しています:(結果は総投票人数14943、賛成13%、反対71%、わからない15%でした)。 

 

どの各種世論調査をみても、いずれも、一般市民の6〜7割、場所によっては8〜9割は「脱原発」、「再稼働反対」という声がはっきりわかります

これらの結果からも、全国民のこの大きな声に耳を傾けて下さい。立地自治体だけが地元ではありません。責任をとりたいなら国の将来のために、財界のいいなりをやめて国民の意思にしっかり向き合いぶれない「脱原発政策」をまず確立することを国政の最優先にして下さい。

 

神奈川県 いわたみゆき

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