地震・津波に関する意見聴取会委員の皆さま
2012.7.2
大飯原発敷地内の掘削調査を決定す
るよう、強く求めます
第18回「地震・津波に関する意見聴取会」( 7 月 3 日 14 : 00 ~ 16 : 30開催) において大飯原発敷地内のF-6断層(破砕帯)の掘削再調査が行われるように、決議をお願い致します。
理由:
1)敷地内のF-6断層が活断層である可能性を東洋大・渡辺満久教授等が指摘しています。
2)関西電力も原子力安全・保安院も、これまで活断層であることを強く示唆する北側トレンチ図を 隠していました。判断に必要な資料に基づかない審査は無効です。
3)F - 6断層と耐震安全上重要な施設である取水路が交わっています
活断層であるかどうかを確認する調査がどうしても
必要です。よって、現地の掘削調査を決定するよう、
強く求めます。
(これが数日で可能であることが、渡辺教授等によっ
て確認されています)。
大飯原発に関しては、上記以外にも、数々の安全性と防災上の不備が指摘されています(避難路が不備;3断層の連動性;制御棒挿入時間の疑惑;免震棟がない;ベント機能がない;津波以外のメルトダウンの原因の考慮不足:・・)。
4閣僚による「安全確認」にも首相の「国民生活のための(原発の)必要性」にも、国民は全く納得していません。
本来必要がない原発を(原発なくても電気は足りる)、結論としての「再稼働ありき」が先行して、安全検証を怠って拙速に動かすことには大きな疑問と不安と不信を感じてきました。
その上、活断層の疑いには目をつぶって再稼働するとは、なんと、国民や、世界中の人々に対する冒涜でしょうか?
少なくとも断層の再調査と結論がでるまでは、「再稼働」はあってはならない、という真摯な議論と調査・検討を切にお願い致します。
(M.I)
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